放送日:9月3日・10日(土)
こんにちは!
せたがや発・見・聞・録
リポーターの小野寺真理子です。

テーマ:「奥沢神社〜大蛇のお練」

今回は、奥沢神社で行われる大蛇のお練と
大蛇のお練の際に行われる周辺の商店街の催しを
ご紹介。

かつて、八幡社と称されていた奥沢神社。
その創建は、今から400数十年前、室町時代の末期と言われています。
奥沢神社と大蛇の関わりは、江戸時代の中頃にさかのぼります。

当時、疫病が流行した時に、名主の夢枕に八幡大神が現れ、
「わらで作った大蛇を村人が担ぎ、村中をまわるとよい」という
お告げがあったことから、
その通りにしたところ、たちまち疫病が治まったいうことで、
以来、現在まで、毎年新しいわらで大蛇と作り、
街を練り歩く行事が続けられています。

この大蛇のお練は、世田谷区の無形民俗文化財に指定されています。

お練の後、大蛇は拝殿に祀られ、
前年に祀られていた大蛇が、奥沢神社の鳥居に飾られます。

この大蛇のお練(今年は9月10に開催)の際、周辺の商店街
ファミリーショップ商店会、奥沢本町会、奥沢共栄会、奥沢東通り商交会などでは、
和太鼓の演奏やお神輿、飲食ができるコーナーなど、
盛りだくさんの内容で、大蛇のお練を盛り上げます。