野毛2丁目の閑静な住宅街。
その丸子側沿いに悠久の時を奏でる空間が出現します。
朱橋を渡ると
両側には石羊・石人そして海駝…
中国「明の十三陵」をモデルとしたされる石造群が
時空を超えた眼差しで出迎えてくれます

影光山仏性院善養密寺は
真言宗智山派に属し、
江戸時代の初めごろ、阿闍梨祐栄が開いたと言われます。
京都の東山七条にある総本山智積院の末寺で、
本尊は大日如来です。

世田谷区野毛2-7-11 3704-0643
善養寺前景
石羊/左
石羊/右
鐘堂
異生羝羊心
煩悩の象徴とされる
1対の石羊
石人
海駝
童子/猛虎
愚童持斉心
儒教の象徴とされる
1対の石人/左側
嬰童無畏心
道教の象徴とされる
1対の童子/左側
階段下に鎮座する
火除けの神といわれる
1対の海駝/右側
瓦ぶきの寄棟造りの屋根には
金色に輝く一対の鴟尾(しび)が
奈良のの唐招提寺金堂をモデルに
造られた本堂
樹齢700〜800年
と言われるカヤの木
(都天然記念物)
中興400年慶讃記念 梵鐘堂
黄鐘調